歴代のバイク① ホンダ 「 ラクーン」

ラクーンは、原動機付自転車クラスでは、
フルサイズロードスポーツモデルとされていました。

本田技研工業としては、
初となる空冷2ストロークピストンリードバルブ単気筒エンジンを搭載した
量産ロードスポーツモデルであり、AC01E型エンジンには同社が当時誇る技術を多数盛り込んだ。

・圧縮比7.9から最高出力7.0ps/9,000rpm
・最大トルク0.56kg-m/8,000rpmのスペックです。

18歳で免許を取ったのですが、社会人一年生には、お金がなく、
車も買えないので、兄から、ラクーンを譲ってもらいました。

私は、バイクに乗るのは初めてで、
おまけに、ラクーンはマニュアルミッションです。
兄から、レクチャーを受けましたが車とは操作が違うので、最初は戸惑いました。
それでも、夏の自転車通勤は、しんどすぎるので必死で練習しました。

いよいよバイク通勤、空き地で練習していたので、
公道を走るのは初めてで緊張しました。なんとか、何事もなく会社に着き、
ほっとしましたが、帰りに事件が起こりました。

会社の正門前で発進したとき、クラッチを早く離してしまい、
ウィリーになってしまいました。
前輪が顔より高く上がり、最初は何事が起きたか理解できず、
一瞬でパニック何をしたか覚えてませんが、、偶然に立ち直り、無事でした。
しかし、帰宅時だったので、沢山の人がおり、みんな一応に、
「こいつ、何してるんや」という、顔をしていました。
それはそうです。いきなり、ウィリーですから😅

それからも、多々いろいろ、やらかしましたが、徐々に運転も旨くなりました。
ラクーンは、サイズが大きいので、原チャにしては、にに見えません。
しかし実際は原チャなので遅いです。でも、なんともいえない魅力がありました。

結局ラクーンは、車を買ってからも、約5年ほど乗り続けました。