9代目 Y32 グロリアは、1991年6月に登場し、1995年まで販売されました。
当時の車は、4年サイクルでモデルチェンジをしていたので、意外と短い販売期間でした。
9代目 Y32 グロリアは、日産が1980年半ばから「1990年代に世界No.1の運動性能を実現する」ことを
目標とした、901運動と呼ばれる社内運動が、あった時代に生まれた車です。
クレスタも、5年目になり、2回目の車検を受ける前に乗り換えることにしました。
今度は、室内が広い車を探していました。クレスタは車体はそれなりに大きいのですが、
お世辞にも室内は広くありません。しかも、フワフワな乗り心地…
そこで当時、モデル末期を迎えていた、日産 グロリア が候補にあがりました。
これは、私が母親に強く推薦したからです。
「グランツーリスモ」と呼ばれる丸目4灯ヘッドランプをもつ“スポーティ”なモデルが、
少し悪な感じが、カッコよく、好きな車でした。母親も外観が気に入り購入することになりました。
今回も、母親の得意な値引き交渉で、またもや破格の値段で購入出来ました。
グレードは「グランツーリスモ SV」3L V6 DOHC 200馬力です。
車体も大柄なので室内も広く、間接照明などもあり、居心地がいい車でした。
乗り心地も、適度に引き締まっいて、カーブでのロールも最小限で、思った通りの車でした。
母親も、大柄な割には全体的に角ばっているので運転がしやすいと気に入っていました。
のちに、私も免許を取り、グロリアを、よく借りてドライブに行きました。
遠出をしたとき、高速道路主体で走ると、ガソリン満タンで1000kmも走ったときは驚いました。
当時としては珍しい、5速ATが搭載されていたのと、時速100キロでの走行時の
エンジン回転数が ”1800” だったのが要因でしょうか。すごくいい車でした。